夏越の祓(なごしのはらえ)茅の輪くぐり(ちのわくぐり)で開運!
2016/06/30
半年分の厄払いができる?!
2016年もあっという間に半年が過ぎましたね。
1年の半分を通過する前に、半年分の厄落としをして、後半を過ごすためにリフレッシュしましょう!
茅の輪くぐり(ちのわくぐり)をご存じですか?
茅の輪くぐりは、毎年6月に行われる神事のことです。
茅の輪とは、チガヤという草で編んだ輪のことです。
この時期神社に行くと必ずと言っていいほどこの茅の輪がお迎えしてくれます。
正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)に使用され、それをくぐることにより、疫病や罪穢が祓われるといわれています。
昔、素盞鳴尊(スサノオノミコト)が旅の途中で、蘇民将来(そみんしょうらい)巨旦将来(こたんしょうらい)という兄弟のところで宿を求められました。弟の巨旦将来は、豊かな生活をしていたのにそれを断りました。しかし、兄の蘇民将来は貧しい暮らしをしていましたが、素盞鳴尊をお泊めして、厚いもてなしをしました。
その後何年かたって素盞鳴尊は再び蘇民将来の家を訪れて、「もし悪い病気が流行することがあったら、茅で輪を作って、腰につけていれば病気にかからないですむでしょう」 とお教えになりました。
これから、「蘇民将来」と書いた紙を門にはっておくと災いを免れるという信仰が生まれました。茅の輪も、最初は人々が腰につけるほどの小さなものでしたが、時代がたつにつれて大きくなり、これをくぐって罪やけがれを取り除くようになりました。
茅の輪くぐりの方法・期日など
茅の輪くぐりは毎年6月30日に行われ、夏越の祓(なごしのはらえ)と呼ばれています。
この茅の輪にはくぐり方があるそうです。
方法としては以下のようになります。
1.先ず、茅の輪の前に立って軽く礼をします。左足からまたいで輪をくぐり、左回りに回って元の位置に戻ります。
2.茅の輪の前で軽く礼をします。右足からまたいで輪をくぐり、右回りに回って元の位置に戻ります。
3.茅の輪の前で軽く礼をします。左足からまたいで輪をくぐり、左回りに回って元の位置に戻ります。
4.茅の輪の前で軽く礼をします。左足からまたいで輪をくぐり、ご神前まで進みます。二拝二拍手一拝の作法でお詣りします。
こちらも参考になれば・・・。
このようになります。
まず、茅の輪をくぐって左に一回り、そのまま8の字を描くように右に一回り、もう一回左に一周して社殿へ。
ということですね。
まとめ
みなさん、年末から年越しにかけて、神社に初詣をされる方は多いと思いますが、夏の夏至を越えて、半分の折り返し地点でこんなイベントがあることは意外と知られていないようです。
梅雨の時期、色んなものが雨で浄化されていきます。
その時期と重なり、雨の日に神社で禊ぎができたら、後半の運気も晴れ晴れとしてきそうな気がしませんか?
ちなみに、私も茅の輪くぐりをしたことがありますが、気分がすっきりして、オーラが研ぎ澄まされた感じがします。
とってもおススメな行事なので、ぜひお近くの神社にいってみてくださいね。